介護改修事例

97歳のお母さまと同居のご家族様からのご相談で、加齢のため室内移動の際に気になる段差の解消と手摺りの取付を介護保険で行いたいとの事。
ご家族様のお話をお聞きすると、「在宅で安全に生活を送って欲しいが手摺りが無く、段差も多いので常に転倒の危険が伴い不安な毎日…。
安全確保のため、トイレ、洗面所、ベランダの出入口に手摺りが欲しい。また、居室とベランダの大きな段差を解消したい。」とのことでした。
現在、築約20年の賃貸マンションにお住まいで介護改修を行うためマンションのオーナー様にも連絡し、許可をいただいたうえで工事を開始しました。
必要な所に手摺りを設置し、気になる段差解消もできて大変喜んでいただけました。
お母さま曰く、「これで洗濯ものを干しに出るのも安心だわ」とのこと。
娘さんにも、「お母さんに楽しみながら家事をしてもらえるわ」と喜んで頂けました。

玄関・廊下・浴室・トイレ・階段・台所に手摺りの取付け、居室への段差解消工事をさせていただきました。
施主様は膝が痛くて移動が困難でいらっしゃったのですが、この手すりや踏み台で、膝に係る負担が軽減し、体が安定、安心して動けるようになり、しばらくすると膝の痛みも大変軽減したと、とても喜んでいただきました。
やはり、手摺りがあると体も楽になるようです。

今迄の手摺りに、一番危険で重要な部分の手摺りが無かったので、追加しました。

湯船が高く跨いで入る時に不便で、もともと設置されていた段差を使った棚も撤去し、ユニットバスに入れ替え、お風呂場への移動時の転倒防止に洗面所側にも手すりをつけ、湯船に出入りしやすいようにL型手すりを設置しました。

直線型と L型手すりをつけ、お風呂場内での移動をスムーズにできるようにしました。

和式トイレから簡易様式ウォシュレットへの改修工事です。
L型手すりをつけ、出入り口の段差も解消しました。